プロのデザイナーに学ぶ”売れる表紙”の作り方

電子書籍が売れるかどうかは
表紙で99%決まります。

ベストセラーになるか、日の目をみることなく沈んでいくか
売れ行きを左右するのは、表紙次第です。

今回は、DNAパブリッシングのデザイナーチームの中でも
随一の実績を誇る、三井礼奈さんに売れる表紙の作り方について
デザイナー視点で聞きました。

なかなかデザイナーの視点を知れることや
彼らがどのようにして売れる表紙を作っているのか
知る機会はありません。

人の心を動かし買ってもらえるデザインと
美しいデザインはまったく違う
のです。

一流のデザイナーである三井さんは
その塩梅を心得ています。

ぜひ、じっくり読んでみてください。

売れる表紙のプロ・三井礼奈さん

 

 

 

 

 

 

デザイナー
三井礼奈さん

主な制作表紙・Podcastバナー


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも良いデザインとは?

美味しいラーメン、美味しくないラーメンがあるように
デザインにも良い悪いがあります。

では、『良いデザイン』とは一体何でしょうか?

三井さんは書籍の表紙以外にも、
ロゴやバナーなどのデザインも手掛けています。

書籍の表紙とロゴやバナーなどは
作成する目的も目指すゴールも違います。

ですが、良いデザインの条件は同じで

『発信する側が伝えたいことが
キッチリと伝わること』

です。

つまりは
発信する側がデザインによって何を伝えたいのか──

本であれば、著者が何を読者に伝えたいのか。
ロゴであれば、たとえば企業がそのロゴでどんな想いを
お客さまに届けたいのか。

考えや想いをひたすら確認すること。

三井さんはデザインを制作する時、自分自身はフィルター、無色透明
であることを心掛けるそうです。

まるでクラゲのような軟体生物のように
仕事に応じて姿を変え、かつ情報の発信者の想いに寄り添い、
さまざまな作品を生みだす

このスタイルは一貫して常に持っているそうで
良いデザインを生み出す秘訣の1つを垣間見えました。

制作を依頼する側としては、
誰に何を発信して、受け手側に何を感じてもらいたいのか
を明確にしておくことが大切になりますね。

三井流・デザインの作り方

三井さんは、以前の職場では、アイドルグループの嵐や
大塚愛さんの看板を作られていました。

その時の制作過程が表紙を作る時のプロセスと似ているので
ご紹介します。

看板を作る時、デザイナーの手元に届く素材はとてもシンプルで
アーティストが佇んでいるだけの写真だったり、
文字だけのジャケットだったりするそうです。

とてもシンプルな素材なので、戸惑うことがなかったと言えば
嘘になりますが、しかし、シンプルだからこそ、そこから意味を膨らませます。

たとえば、作品タイトルからイメージをたぐり寄せ、
世界観を構築する。

仮に、今ここに「青空」という言葉があったとします。

そうしたら「青」からイメージを拡張させ、
「虹」や「爽やか」という単語を引っ張ってきます。

あるいは、「若さ」を青いとも言いますし、
「空」は「晴れ」や「太陽」にもつながっていくでしょう。

こんな風にさまざまな方向へ連想を広げ、
それを風呂敷のうえにざっとばらまく

そのなかから一番しっくりくるものを見つけたり、
「それよりもこっちだな」と
情報発信の方向性を探ったりする。

ひとつの素材を最大限まで広げる。
このやりかたには、ずいぶん鍛えられたそうです。

これがブランディングの場合だと、
力強い牽引力を打ち出したいのか、
みんなに親しみをもってもらいたいのか、
それによって方向性が変わってきます。

そうして言葉のうえをどんどん飛び移っていくうちに、
やがてゴールが見え、デザインが完成する
のだそうです。

連想ゲームのように、依頼内容からどんどん発想を広げて
デザインを作っていくのが三井さん流のデザインの作り方ですね。

デザイナーとして最も大切にしていること

デザインするとき、
自分の感情や自分がどうしたいという企ては
まったく持たないようにしているそうです。

作品に〈わたし〉を入れてしまったら、
それはデザインでなくアートになってしまう
、と三井さんは言います。

デザインとアートは違う。

作りたいものを作るだけなら、いくらでもできます。

しかし、それでは売れなかったり、
情報を発信するひとの意図した方向とは
まったくの見当違いになったりします。

それではデザインの意味がありません。

デザインは目的を遂行する手助けのためにあります

デザインはツールというよりもサポート。
そこに〈我〉を入れたら、その時点で終わりです。

だから、デザイナーの我はデザインに入れない

あくまで、依頼主が発信したい・届けたい内容を
表現できるデザインを心がけるのが、プロのデザイナーのこだわりです。

メッセージがデザインを決める

色々な方から様々な依頼をいただきますが
想いや目的がはっきりしているものは作業がしやすいそうです。

メッセージがデザインを決めてしまうこともある。

だからこそ、三井さんとしてはデザインの前に
できるだけ詳しく想いや目的をうかがいたい。

それが無ければ無いなりにやりはしますが、
その方の考えや経験から発信したいものを汲みあげ、
ビジュアル化をお手伝いするのがデザイナー
です。

だから、やはり打ち合わせはしっかりしたい。

打ち合わせの中身も確かに重要です。
しかし、もっと大事なのはコミュニケーションそれ自体です。
コミュニケーションすることで、デザインが練られていきます

コミュニケーションがなくて、
「はい、これタイトルです。作ってください」
だとちょっと難しい。

できるだけたくさんのイメージや想いを教えてもらえると、
デザイナーとしては大変嬉しいです。

そう、三井さんは話されました。

売れるデザインが一体どういう人の考えや作りを通って生まれるのか
参考になったことや気づきや学びがあったのではないでしょうか?

デザイナー、三井さんへのインタビューは
続きがありますので、ぜひ読んでみてください。

続きもあるよ!
読んでね、&リンクURL

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